最適なタイミングで、確かなメンテナンスを。
特にエンジン関連のパーツチェックが重要です。
走行距離や用途によって、クルマのコンディションもそれぞれ異なってきます。愛車のコンディションの変化に応じて、最適なタイミングで、確かなメンテナンスを行うことが、Audiをより長く、安心してお楽しみいただくためのポイントです。
オイルフィルター
エンジンオイルは使い続けるうちに汚れや異物などが混入します。オイルフィルターは、こうした不純物を取り除き、オイルの性能を維持します。
Q.オイルフィルターは、エンジンオイルと同じタイミングで交換すべき?
車種や使用するオイルによって交換時期は異なりますが、理想的なのはオイルとの「同時交換」。たとえオイルだけ新品と交換しても、フィルター内に残った古いオイルが、新しいオイルを早期に劣化させてしまうからです。交換の時期が長いAudi純正エンジンオイルと合わせてフィルター交換することが、最も安心かつ効率的です。
冷却水(クーラント)
エンジンの冷却のほか、ラジエターやエンジン内部の防錆に効果を発揮。
ウォーターポンプのシールの保護や、冬季の凍結防止機能も果たしています。
Q.冷却水(クーラント)にも性能の差があるって本当ですか。
エンジンオイルにグレードがあるように、冷却水にもグレードがあります。クルマは様々な条件のなかで使用されるため、信頼のおけるAudi純正冷却水の使用がおすすめです。また冷却水が変質すると、水温の上昇を招き、オーバーヒートなどの原因にもなるので、専門のスタッフによる定期点検をおすすめします。
エアクリーナー
エンジンが吸入する空気中の不純物を取り除くエアクリーナー。汚れがたまると燃焼に必要な空気を送れなくなり、エンジンに不具合が生じます。
Q.エアクリーナーが汚れると燃費が悪くなるって本当?
エアクリーナーが汚れると、エンジンが空気を十分に吸い込めなくなって燃焼がスムーズに行えなくなり、燃費やパワー低下、排気ガスの悪化に繋がります。交通量の多い都市部や未舗装路などを頻繁に走る場合は、特に早めの交換が必要です。年式やエンジン型式によって適用するエレメントが異なることもありますので、まずは専門スタッフにご相談を。
スパークプラグ
エンジン内で火花を飛ばして着火させるスパークプラグ。 毎分何千回も点火し続けるため、一定期間の使用によって消耗します。
Q.古くなったスパークプラグは、環境に影響を与える?
消耗が進むと安定した着火ができなくなり、パワーの低下/燃費の悪化/エンジン寿命に悪影響をもたらします。それだけでなく、不完全燃焼が原因となって、排気ガスの有害物質が増加し、大気汚染にも繋がります。定期的な点検を行い、交換の際には、プラチナ電極の採用で長寿命化を実現した、Audi純正スパークプラグがおすすめです。
エンジンオイル
エンジンを心臓部に例えるなら、エンジンオイルは血液。エンジン各部の摩擦を減らして摩耗や焼き付きを防ぐ潤滑作用だけでなく、冷却や洗浄、密封、防錆などの役割を果たします。
Q.エンジンオイルならどれでも良い?
クルマの種類や用途、走りのスタイルに適したエンジンオイルを使用することが、エンジンをより良い状態に保つ秘訣。高性能オイルならどれでもいいというわけではありません。Audi車のエンジンは、Audi純正オイルを使用することを前提で開発されています。言い換えれば、Audi車のエンジン性能を100%発揮できるのが純正オイルなのです。Audiエンジンならではのパワーや優れたフィーリングを維持するためには、過酷な耐久テストから生まれた信頼性のある純正オイルが一番確かな選択です。