Audiは循環経済を推進する

サステイナビリティは、Audiの企業戦略の中核を担っています。エコロジカル・フットプリント(=人による生態系リソースの消費量)を減らすために。例えば、資源を責任を持って取り扱うなど、できることを継続的に取り組んでいます。目標は自己完結型循環経済ーーつまり削減し、再利用し、再循環を実現させることです。

    アルミニウムなどの資源を節約する

    Audiでは、バッテリーハウジングにもアルミニウムを用いています。 この軽金属は、ボーキサイト(アルミニウム原鉱)から取られますが、この工程はエネルギーを大量に消費します。Audiは、資源とエネルギーを節約するために”アルミニウムクローズドループプロジェクト”を立ち上げ、端材をサプライヤーに戻してリサイクルしています。 2018年だけでも、約90,000tものCO₂に相当する排出量がこの方法で節約されました。その結果、 Audiはバッテリーハウジングの持続可能な生産に対して、Aluminium Stewardship Initiative(ASI)*から認証を受けた最初の自動車メーカーとなりました。

    *サステイナビリティ向上を目的とする認証NPO

    現在のアルミニウム原料使用量

    15

    %

    使用量は増加中

    2018年

    90,000

    トン

    アルミニウムクローズドループプロジェクトにより9万tのCO₂に相当する排出量を節約

    CO₂排出量

    39

    %

    起因する排出量39%の削減に相当

    これらは、Audiが循環経済の一環として原料の循環を自己完結させるべく持続可能性に注力しているほんの数例であり、それが可能であることを示しています。

    循環経済へと向かっているAudi

    • Audiは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。
    • Audiは、Global Battery Alliance(世界バッテリー連合)やAluminium Stewardship Initiative(ASI)など、さまざまなイニシャティブ、団体、作業部会のメンバーであり、利害関係者と協力して生態学的、経済的、社会的課題に取り組んでいます。
    • Audiは、クルマを使用中に排出するCO₂だけでなく、製品ライフサイクル全体を考慮します。 2025年末までに、Audiグループの敷地内で発生している環境への影響を、基準とする2010年と比較して、生産台数1台あたり35%削減することを目指しています。さらに、自己完結型循環経済を長期的な目標の1つとして掲げています。
    • Audiの目標は、すべての自社敷地でCO₂の排出や廃水を一切出さずに車両を生産することです。 ブリュッセル工場(カーボンニュートラル)とサンホセチアパス工場(廃水なし)では、すでにこの目標を達成しています。

    Audi sustainability

    すべての貢献に価値がある

    持続可能な方法でビジネスを行うことは、現代の大きな課題の一つです。

    物事をあるべき方向に正し、そして世の中に大きな変化をもたらすための、すべての貢献に価値があります。Audiは、お客様に持続可能なモビリティを最高の形で提供し、すべてのビジネス分野においてサステイナビリティを貫いて行動していきます。

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    Audiが推進するカーボンニュートラルな製造

    2025年までに、全世界のAudi工場は完全にカーボンニュートラルになるでしょう。他の工場に先駆け、すでにブリュッセル工場では実現されています。他にも工業用水の処理や廃棄物のリサイクルといった対策を進め、すべてのAudi工場がより環境に配慮した方法で稼働できるよう推進しています。

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    アウディ ジャパンがmymizuとパートナーシップを締結

    Audiは持続可能性の実現に向けて取り組んでいます。2025年までに同社の二酸化炭素排出量の30%削減を目標に掲げています。その一環として、Audi Japanはユーザーと無料給水スポットを結びつけるスマートフォンアプリを提供する「mymizu」と、パートナーシップを締結。使い捨てペットボトル100万本の消費削減を目指して、ともに推進していきます。