Audiの運転支援システムは、難易度の高い駐車を簡単かつ安全にします。駐車スペースを認識してステアリングを自動操作。様々な角度から自車の周囲を確認できる高度なカメラシステムや、死角に潜む危険を映し出したり音と光で知らせるシステムで安全確認をサポート。停車後も、後方から近づく危険を知らせて不用意なドアの開放による事故を防ぎます。
決められた手順どおりにクルマを停めれば、あとは自動的にステアリングが動き、ドライバーはアクセルとブレーキを操作するだけでクルマを駐車スペースに移動することができます。車庫入れと縦列駐車に対応します。また、縦列駐車した狭いスペースから車両を移動する際にも、ステアリング操作を自動で行います。
車両の4つのカメラから得た映像を合成して、あたかも上空から眺めているような映像をMMI モニターに表示し、車両周辺にある障害物や歩行者などの発見をサポートする機能です。
前後バンパーに設置されたセンサーが車両の前方または後方の障害物を検出し、カラーディスプレイの表示や警告音で知らせます。また、リヤビューカメラが装着された車両では、MMI ディスプレイで後方を確認することも可能。リヤビューカメラの映像には、駐車をアシストするガイドラインも表示されます。
駐車などの際に、車両の前後だけでなくタイヤ周辺の状況を3Dビューにより確認できます。これにより、ホイールが縁石などに接触してダメージを受けないよう、ドライバーの視界をサポートします。
駐車スペースから後退で出る際に車両後方のクルマの往き来をレーダーが監視し、近づいてくるクルマがあるとMMI ディスプレイに表示します。もし、危険な状況にあると判断すると、光と音、そしてブレーキの振動により、ドライバーに警告します。
停車時に乗員がクルマから降りるためにドアを開けようとしたとき、後方から近づくクルマや自転車などがあるとミラーに内蔵されたLEDライトやドアのイルミネーションが点灯して注意を促します。一部のモデルでは、一時的にドアが開かないようにすることで、乗員の安全を図ります。