さらなる高性能エンジンへ「ライトサイジング」の導入
Audiは、ダウンサイジングをさらに一歩進めた「ライトサイジング」というコンセプトを提案します。ライトサイジングは、小排気量エンジンの効率と、排気量に余裕のあるエンジンの高性能を両立するもの。これを実現するのが“B サイクル”と呼ばれる原理で、エンジンの吸入行程で早めに吸気バルブを閉じることで見た目の圧縮比(=膨張比)よりも実際の圧縮比を低くすることにより高出力と低燃費を両立しました。これに加えて、TFSIやデュアルインジェクション、アウディ バルブリフトシステムといったAudi独自の技術により、たとえば2.0 TFSIは、1.4 TFSI並みの低燃費と、2.0 TFSIエンジン本来のパワーを兼ね備えています。Bサイクルは、2.0 TFSIに加えて、3.0 TFSIや2.9 TFSIにも採用されています。