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アウディジャパン Sustainability
Audi Sustainable Future Tour Hokkaido

Audi Sustainable Future Tour Hokkaido

日本海から強い風が吹き込む、日本有数の風力発電の適地である北海道北部地区。
風力発電にまつわる重要施設とそれを取り巻く自然環境に触れながら、
稚内から旭川までの約300kmを電気自動車e-tronで巡りました。

 

2024年9月10 日、11日の2日間、日本海側に面した強い風と広大な土地を有する風力発電の適地、北海道北部を訪問するメディアツアー「Audi Sustainable Future Tour Hokkaido」を開催しました。風力発電にまつわる重要施設とそれを取り巻く自然環境に触れながら、稚内から旭川までの約300kmを、アウディの電気自動車e-tron 8台で巡りました。「Audi Sustainable Future Tour」は、持続可能な社会の実現の重要性について一人ひとりが考えるきっかけの場を作ることを目的にしており、今回で5回目の開催となります。

 

 

サロベツ原野で守るべき自然を体感

日本最大の高層湿原であり、アイヌ語の「サル・オ・ペツ(葦原を流れる川)」が語源とされる「サロベツ原野」を訪問。100種類以上の植物が花を咲かせ、国内希少野生動植物種の「シマアオジ」をはじめ多くの渡り鳥がやってくる生き物の宝庫であり、ラムサール条約にも登録されています。サロベツ・ネイチャー・ガイドさんから湿原の成り立ちを学んだほか、木道を歩いて動植物を見学。雄大な自然を目の前に、生態系の保護や生物多様性の大切さについて考えました。

サロベツ原野で守るべき自然を体感
 

オトンルイ風力発電所で風力発電の歩みを知る

高さ約100メートルの28基の風車が3.1kmに渡り一直線に連なり、道内でも屈指の景色を誇る風力発電所「オトンルイ風力発電所」を訪問。今では多くの風車が並ぶ北海道北部で、風力発電が始まった初期の頃に作られた風力発電のパイオニアともいえるこの施設では、1基につき最大750kWの発電を行い、2004年の設立から2023年までの約20年間で累計約1,000TWhを供給してきました。石油火力発電所との比較で、年間約70万トンのCO2排出削減効果をもたらしています。ここでは、政府の再生可能エネルギー普及政策推進を背景に進んだ建設当時の背景について学び、風車を取りまとめている管理棟や風車内部も見学し、その仕組みを知ることができました。参加者からは「20年以上風力発電を支えてきたオトンルイの風車の中まで覗き込むことが貴重な経験となった」といった声も。発電所を後にしたツアーメンバーは、絶景のドライブウェイとして知られている「オロロンライン」をe-tronの各モデル8台が一堂に走り抜けました。

 

Audi旭川で急速充電を体験

2日目は、Audi正規販売店「Audi 旭川」を訪問し、急速充電を体験。Audi旭川は、150kW急速充電器「アウディ ウルトラ チャージャー」を1基2口設置しており、アウディ、ポルシェ、フォルクスワーゲンの3ブランドの電気自動車モデルのオーナーに充電サービスを提供するプレミアム チャージング アライアンス(PCA)の拠点として、日本最北端に位置する店舗です。本ツアーで走行した稚内から旭川までの約300kmに相当する電気を約30分*で充電できる速さを体験しました。

* Q8 e-tronの場合。但し、充電時間はあくまで理論値であり、実際の充電時間はバッテリーの状態・充電設備・外気温等により異なります。

 

未来共創ミーティングで北海道の持続可能性を語りあう

Audiのルーツにあたる「ホルヒ」ブランド創立年1899年と同じ年に建設された、旧国鉄工場をリノベーションした施設「CoCoDe旭川」にて、風力をはじめとした北海道での再生可能エネルギーのポテンシャルや課題、持続可能な未来について話し合う「未来共創ミーティング」を開催しました。
ゲストとして、北海道再生可能エネルギー振興機構 鈴木亨 理事長、環境経済学を専門とする北星学園大学 経済学部 経済学科 専任講師 藤井 康平先生と藤井ゼミの学生5名が参加。冒頭、マティアス シェーパースより、電気自動車を再生可能エネルギー由来の電力で走らせることにより、車両ライフサイクル全体のカーボンニュートラル達成を目指すアウディの電動化ビジョンを伝え、北海道の風力をはじめとする再生可能エネルギーのポテンシャルは高く、カーボンニュートラル目標の達成に重要な役割を果たすことを共有しました。さらに、「系統制約問題」「地域共存、還元」といった課題や、Audiが掲げる「Mission:Zero」とも親和性の高い、学生の皆さんの自然環境保護や地域活性化をテーマとした研究内容の発表、北海道の生活に欠かせない自動車の電動化について意見交換を行いました。企業、専門家、地元学生、メディアそれぞれの立場から、北海道の再生可能エネルギーの活用を軸とした、持続可能な未来の実現に向けて、有意義な意見交換をすることができました。

 

持続可能な未来を考えるきっかけに

電気自動車の普及に不可欠な再生可能エネルギー由来の電気。アウディジャパンは、日本各地の再生可能エネルギー活用地域をe-tronで訪問し、地産地消やサステナブルな取り組みを推進する行政担当者や事業者、学生たちと対話し、世代間・官民連携・産業を超えた協力により、持続可能な未来に向けた議論と仲間づくりの場を提供しています。仲間と共に EV普及環境作りにも貢献したいと思っていますが、「持続可能な社会」はアウディだけで実現できるものではありません。そこで再生可能エネルギーを有効活用し、地産地消を実行している地域を訪れることで、持続可能な未来を一緒に考え想いを共有する仲間づくりを行い、その重要性について、一人ひとりが考えるきっかけを作りたいと考えています。

第4回開催分<br>Audi Sustainable Future Tour Yakushima

第4回開催:Audi Sustainable Future Tour Yakushima


 
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